第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: 兵庫県立文化体育館 Jコート
試合区分: No.415 少年女子 1回戦 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月01日(日) 主審: 金蔵 正幸
開始時間: 15:15 副審: 金子 伸司
終了時間: 16:51  


長崎

( 九州 )

87

 
24 -1st- 17
18 -2nd- 13
20 -3rd- 25
25 -4th- 23
 

78


茨城

( 関東 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 川上 聖子 24 3 5 5 3  
5   兼頭 沙樹那 - - - - -  
6   中山 貴恵 8 0 2 4 4  
7 * 平川 五月 14 2 4 0 3  
8 * 小川 千穂 14 1 5 1 3  
9 * 西平 佳織 2 0 0 2 3  
10   高田 菜美 0 0 0 0 0  
11   松田 真琴 2 0 0 2 0  
12 * 笹嶋 真由実 14 1 3 5 0  
13   西島 知佳 6 0 3 0 4  
14   藤山 恵美 3 1 0 0 1  
15   坪田 朋子 - - - - -  
コーチ 山崎 純男            
    合  計 87 8 22 19 21  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 照沼 幸香 2 0 0 2 3  
5 * 柚木 恵子 18 2 4 4 5  
6   内田 しほ 0 0 0 0 0  
7   海野 友絵 - - - - -  
8   林 裕美子 8 2 0 2 0  
9 * 泉原 佳世子 15 0 6 3 5  
10   市毛 温美 0 0 0 0 1  
11   蔦木 晴雅 0 0 0 0 0  
12   篠崎 由佳 10 1 2 3 3  
13   中川 聡美 0 0 0 0 0  
14 * 飯野 知束 15 2 4 1 4  
15 * 寺崎 麻衣 10 0 5 0 1  
コーチ 茂木 卓矢            
    合  計 78 7 21 15 22  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、両チームハーフからのマンツーマンディフェンスでスタートする。茨城が#14飯野の3Pシュートから先手を取るが、長崎も#8小川のドライブインで対抗し、リズムを取り戻した。茨城は#15寺崎の高さを生かしたポストプレーを展開するが、大事な場面で得点を決めることができず、苦戦する。これに対し、長崎は相手のファウルからもらったフリースロー等を着実に決め、リズムを掴む。第1ピリオド残り1分で茨城は厳しいディフェンスで対抗するが、長崎が24-17でリードして終了した。
  第2ピリオドに入り、長崎#4川上が3つ目のファウルで交代。しかし、#8小川、#12笹嶋の視野の広いパスワークで建て直し、ゲームをコントロールする。茨城は長崎の厳しいディフェンスにも粘り強くオフェンスを展開し、#4照沼のリードを中心に猛追を図るが、長崎#12笹嶋の確実なシュートにより、点差が徐々に開いた。茨城ベンチはたまらずチャージドタイムアウトを取り、リズムを取り戻そうとするが、長崎が42-30でリードして前半を終了した。
  第3ピリオド、茨城#4照沼のアシストからの#5袖木の速攻でゲームが動き出す。このピリオドからコートに戻ってきた長崎#4川上が、巧みなドリブルで茨城のディフェンスをかわし、得点を挙げていった。これに対し茨城は、残り4分で#9泉原、#12篠崎を残し、3人をメンバーチェンジ。ディフェンスを2-1-2のゾーンに切り替えた。スピードのある攻撃と、#8林の3Pシュート等で残り2分で6点差まで詰め寄る。長崎も慌てずプレーを試み、着実なゲーム運びで対抗する。このピリオドは両チーム譲らず、長崎の7点リードで終えた。
  第4ピリオドは、茨城#9泉原のミドルシュートで始まり、5点差になる。厳しいゾーンディフェンスで長崎に立ち向かい、ファンブルを狙う作戦に出た。これに対して長崎#4川上は冷静にゲームをコントロールし、自らも3Pシュートを決め、流れをチームに引き戻した。残り5分、茨城はオールコートディフェンスに切り替え、追撃を図った。これに対し長崎は、#7平川の2本の3Pシュートで長崎が13点のリードとなった。茨城は#15寺?、#9泉原の得点で最後まで諦めず、残り1分で10点差まで詰め寄るが、確実なパスワークとシュートを決めた茨城が勝利をものにした試合であった。
小齊平 憲男 (兵庫県バスケットボール協会)



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