第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: 兵庫県立文化体育館 Jコート
試合区分: No.418 少年女子 2回戦 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月02日(月) 主審: 寶口 さおり
開始時間: 10:00 副審: 嶋田 博昭
終了時間: 11:23  


香川

( 四国 )

94

 
22 -1st- 20
28 -2nd- 5
21 -3rd- 16
23 -4th- 9
 

50


山梨

( 関東 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 矢野 千尋 4 0 1 2 0  
5 * 松井 恵利納 22 0 10 2 0  
6   山口 結衣 3 1 0 0 0  
7   林田 尚子 1 0 0 1 0  
8   太田 有香 0 0 0 0 1  
9 * 井上 愛 22 2 6 4 1  
10 * 宮崎 成美 33 0 14 5 3  
11   徳永 有香 1 0 0 1 0  
12   安部 友美 2 0 0 2 1  
13 * 東原 綾那 4 0 2 0 1  
14   三谷 彩 1 0 0 1 0  
15   川田 舞華 1 0 0 1 0  
コーチ 井上 晃            
    合  計 94 3 33 19 7  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 三浦 実夏 5 0 2 1 2  
5 * 大森 由佳 8 0 4 0 3  
6 * 松下 文香 6 2 0 0 2  
7 * 名取 結衣 4 0 2 0 0  
8 * 佐藤 梓 13 1 5 0 0  
9   山本 美佐子 0 0 0 0 2  
10   吉田 愛美 0 0 0 0 4  
11   渡辺 智美 2 0 1 0 1  
12   藤江 安衣 2 0 1 0 3  
13   萱沼 美穂 0 0 0 0 1  
14   池谷 早也香 7 0 3 1 1  
15   大柴 早貴 3 0 1 1 1  
コーチ 金子 義人            
    合  計 50 3 19 3 20  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、両者ともマンツーマンディフェンスで始まった。お互いにオフェンスがスピーディーに展開した。香川は積極的にシュートを放ち、#9井上が3Pシュート2本、バスケットボール・カウントとボーナス・スローの3点プレイ2本を含む14得点の活躍を見せ、試合をリードした。一方、山梨は#4三浦と#5大森のインサイドのプレイと、アウトサイドのフレアスクリーンを組み合わせてオフェンスを展開した。そして山梨#8佐藤らが速攻からの得点を重ね、追い上げに成功。2点差で第1ピリオドを終えた。
  第2ピリオドに入っても、お互いの速い展開は変わらない。残り8分で山梨#6松下の長い3Pシュートが決まり、ついに山梨が25-22とリードを奪った。しかし、ここから香川が素晴らしい集中力を発揮した。ディフェンスでの素早いカバーリングを徹底して山梨の勢いを止めると、速攻を連発して立て続けに13得点を奪った。残り5分となって山梨はたまらずタイムアウトを取るが、香川の勢いは止まらない。香川は#10宮崎を中心に全員が驚異的なシュート決定力を見せる一方、第2ピリオドの後半8分間で山梨の攻撃をノーゴールと完全に封じ込めた。圧倒的な爆発力で香川が25点差をつけ、試合の勝敗を決定づけた。
  第3ピリオド、山梨は♯8佐藤がシュートを決めて反撃を始めた。しかし、香川は素早いカバーリングと速攻からの得点で、手を全く緩めない。山梨は♯14池谷らが得点を重ねたが、ゲームの主導権は♯5松井が奮闘した香川が握ったまま、リードは30点にひろがった。
  第4ピリオドに入ると両チームともメンバーの交代が激しくなった。香川はカバーリングやトランジションの速さを随所に発揮、さらに#10宮崎の安定した力強い1on1を中心に試合を有利に進め、快勝した。
末吉 明夫 (兵庫県バスケットボール協会)



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