第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: 兵庫県立文化体育館 Jコート
試合区分: No.422 少年女子 2回戦 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月02日(月) 主審: 春田 加織
開始時間: 11:45 副審: 久米 克弥
終了時間: 13:14  


栃木

( 関東 )

71

 
6 -1st- 11
21 -2nd- 16
27 -3rd- 12
17 -4th- 14
 

53


佐賀

( 九州 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 大塚 早織 19 3 4 2 3  
5 * 高橋 美沙 6 0 3 0 2  
6 * 柴原 麻理恵 8 0 4 0 2  
7 * 後藤 あゆみ 18 0 7 4 4  
8   石川 あゆみ 4 0 2 0 1  
9   山田 早希子 2 0 1 0 1  
10   山口 葵 0 0 0 0 0  
11   飯塚 可奈 3 1 0 0 2  
12   臼井 美陽 0 0 0 0 1  
13 * 山崎 菜央 6 0 3 0 3  
14   上野 麻友子 0 0 0 0 0  
15   佐々木 和菜 5 1 1 0 2  
コーチ 香山 孝之            
    合  計 71 5 25 6 21  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 武藤 唯 2 0 1 0 2  
5   岸川 礼奈 7 0 2 3 0  
6   中島 好子 3 1 0 0 0  
7   深通 真理子 3 0 0 3 0  
8 * 御厨 麻純 3 1 0 0 0  
9   深野 巴瑠 0 0 0 0 0  
10   奥澤 美里 1 0 0 1 1  
11   内田 綾香 10 2 2 0 2  
12 * 今村 巳穂 13 0 5 3 4  
13 * 古川 千帆 5 0 2 1 1  
14 * 緒方 久律子 4 0 2 0 2  
15   安心院 智子 2 0 0 2 0  
コーチ 貞松 義人            
    合  計 53 4 14 13 12  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、佐賀はハーフコートマンツーマン、栃木はオールコートマンツーマンでゲーム開始。両チームともなかなかボールが手につかず、無得点のまま2分間がすぎた。初得点は栃木#6柴原のジャンプシュート。その1分後、佐賀#13古川が速攻からのレイアップを決めたが、残り5分までそのまま主導権争いが続いた。佐賀は#4武藤と#5岸川らの速攻などで引き離しにかかり、佐賀が11-6として第1ピリオド終了。
  第2ピリオド、激しいディフェンスでボールラインを押し上げた栃木が#6柴原のスティールからのレイアップなどで追い上げ、残り3分、ついに#7後藤がゴール下のシュートを決めて逆転。しかし、栃木は激しいプレッシャーをかけ続けたことからチームファウル5つを超え、佐賀にフリースローを与えたことと、佐賀がスピードある#4武藤、#5岸川を再び揃えて追い上げたため、残り1分を切ってから、佐賀が#11内田の3Pシュートで27-27の同点に追いつき、前半終了。
  第3ピリオドは、栃木#4大塚、佐賀#8御厨の3Pシュートの応酬で始まった。栃木は前半同様、激しいプレッシャーをかけ佐賀のミスを誘うが、佐賀もよく我慢し、離されまいとついていく姿勢を見せた。残り5分、栃木#7後藤がスティールからの速攻を決めて7点差とすると、続けて#4大塚のレイアップ、再び#7後藤を走らせての速攻などで、残り2分には栃木49-39佐賀と一気に得点差が開いた。佐賀もタイムアウトを取るが流れは変わらず、残り数秒で栃木#15佐々木の3Pシュートが決まり、栃木が54-39として第3ピリオド終了。
  第4ピリオドは、栃木に少し疲れが見られてファウルが目立ち、残り7分でチームファウル5つを越えてしまう。栃木はオフェンスのペースを少し落としながらも、激しいディフェンスを最後まで止めなかった。特に#13山崎の気迫あふれるディフェンスが、疲れた味方を元気づけた。佐賀は、#4武藤、#5岸川、#6中島らのスピードを生かしたボール運びで活路を見出そうとし、最後まで全力を尽くして戦ったが、オフェンスの寄せ、詰めの甘さに涙をのんだ。
阿部 俊 (兵庫県バスケットボール協会)



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