第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: グリーンアリーナ神戸 Eコート
試合区分: No.430 少年女子 2回戦 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月02日(月) 主審: 日野 正哉
開始時間: 15:35 副審: 峰 誌伸
終了時間: 17:03  


長崎

( 九州 )

69

 
13 -1st- 21
15 -2nd- 27
21 -3rd- 5
20 -4th- 9
 

62


山口

( 中国 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 川上 聖子 19 1 5 6 1  
5   兼頭 沙樹那 - - - - -  
6 * 中山 貴恵 4 0 2 0 2  
7   平川 五月 7 0 1 5 1  
8 * 小川 千穂 17 2 4 3 3  
9   西平 佳織 2 0 1 0 5  
10   高田 菜美 - - - - -  
11   松田 真琴 - - - - -  
12 * 笹嶋 真由実 8 2 0 2 2  
13 * 西島 知佳 12 0 4 4 3  
14   藤山 恵美 - - - - -  
15   坪田 朋子 - - - - -  
コーチ 山崎 純男            
    合  計 69 5 17 20 17  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 田中 優美 7 1 2 0 3  
5   長光 紅音 6 0 2 2 0  
6   藤本 茉菜香 0 0 0 0 1  
7   重森 由香 2 0 1 0 2  
8 * 河野 夏美 6 1 1 1 3  
9   平川 敬子 - - - - -  
10   松森 明日香 12 4 0 0 5  
11   大城戸 哲子 - - - - -  
12 * 江本 彩佳 11 0 5 1 1  
13 * 前田 清華 18 1 7 1 3  
14 * 岡 歩 0 0 0 0 4  
15   藤井 綾香 - - - - -  
コーチ 今田 充            
    合  計 62 7 18 5 22  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、両チームともにハーフコートのマンツーマンディフェンスでスタートする。開始直後は両チームとも硬さが見られ、ミスが続いた。長崎は#4川上、山口は#8河野がフリースローを決めて落ち着きを取り戻す。その後、長崎#13西島、#9西平が高さを生かしリバウンドを奪うものの、得点につながらず山口が21-13の8点リードで第2ピリオドへ。
  第2ピリオド、長崎はカットインやバックドアなどで相手ディフェンスを崩すものの、シュートが決まらない。チャンスを生かしたい山口も、パスミスで相手にボールを与えリズムに乗り切れない。しかし、残り3分山口は#13前田、#4田中、#10松森の4連続の3Pシュートで波に乗る。その後も、速攻で確実に得点し48-28と山口リードで前半を折り返す。
  第3ピリオド、追い上げたい長崎はディフェンスを3-2のゾーンディフェンスに変える。それが功を奏し、リズムが変わり#4川上の3Pシュート、#8小川の速攻が決まる。ゾーンを攻めあぐむ山口は、残り7分たまらずタイムアウトを取る。しかし、アウトサイドのシュートに頼る単調なオフェンスが続き、シュートがなかなか決まらない。長崎は手堅いディフェンスから確実に得点し、第3ピリオドだけで20点もあったビハインドを一気に4点差まで詰め寄る。
  第4ピリオド、両チーム譲らず一進一退の攻防が続く。残り2分長崎#4川上の連続ポイントでついに逆転に成功する。勢いはとまらず#12笹嶋の3Pシュートによるバスケットボールカウント、さらにボーナススローを決め、そのまま大逆転の勝利を収めた。終始リードしていた山口にとっては悔しい負けとなった。
山村 孝史 (日本バスケットボール協会)



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