第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: グリーンアリーナ神戸 Fコート
試合区分: No.431 少年女子 2回戦 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月02日(月) 主審: 野口 浩正
開始時間: 15:35 副審: 守谷 圭介
終了時間: 17:22  


福岡

( 九州 )

75

 
15 -1st- 10
11 -2nd- 14
25 -3rd- 14
14 -4th- 27
10 -OT1- 9
 

74


兵庫

( 開催地 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 森 ムチャ 32 0 13 6 2  
5 * 反町 真理子 6 0 3 0 2  
6 * 吉田 千香 8 1 2 1 1  
7   大畑 未央 16 0 7 2 1  
8   小島 綾華 0 0 0 0 1  
9   渡辺 寛子 - - - - -  
10   中野 和来 0 0 0 0 0  
11 * 堀 美寿希 4 0 2 0 0  
12   清水 知佳 0 0 0 0 3  
13 * 大庭 久美子 9 2 1 1 2  
14   池見 春佳 - - - - -  
15   岡村 恵利 - - - - -  
コーチ 吉村 明            
    合  計 75 3 28 10 12  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 山下 朋美 4 0 2 0 2  
5   山中 美佳 34 5 8 3 4  
6   澤田 悠 9 1 3 0 3  
7 * 夏山 満智子 0 0 0 0 3  
8   広瀬 真希 4 0 1 2 2  
9   富永 静果 - - - - -  
10 * 荒木 恵美 9 1 3 0 2  
11 * 竹川 里香 2 0 1 0 1  
12   田中 静香 - - - - -  
13 * 河合 敬子 0 0 0 0 1  
14   荷出 紗也 - - - - -  
15   瀧井 亜里沙 12 0 5 2 3  
コーチ 吉川 公明            
    合  計 74 7 23 7 21  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、両チーム、ディフェンスはマンツーマンでスタート。先制したのは兵庫。#10荒木がドライブインから2Pシュートを決める。対する福岡も#4森が2Pシュートを決め応戦。序盤から接戦の様相を呈する。その後、兵庫は福岡の高いディフェンスに苦しむが、粘り強いオフェンスを展開。福岡が15-10でリードして第1ピリオドを終了する。
  第2ピリオド、兵庫はディフェンスを2-1-2のマッチアップディフェンスに変え追撃体制に入る。#5山中、#6澤田の3Pシュートも決まり、リズムに乗り始める。福岡も高さを生かしたオフェンスで兵庫の追撃をかわそうとする。福岡#4森、#5反町のコンビネーションプレーも決まり25-24と福岡の1点リードのまま第2ピリオドを終了する。
  第3ピリオド、兵庫は再びディフェンスをマンツーマンに戻す。開始早々、#15瀧井がドライブインシュートを決め、この試合初めての同点とする。福岡も#4森のミドルシュート、#13大庭の3Pシュートで応戦。手に汗握る好プレーが展開される。兵庫は、福岡のポストからのオフェンスの展開に対して守りを固め、福岡の得点を最小限に抑える頑張りを見せる。オフェンスでは時間をかけた巧みなパスワークで高さにまさる福岡のディフェンスに挑んだ。終盤、40-35と福岡5点リードの膠着状態が2分以上続き、両チームの頑張りに会場はかたずを飲んだ。結局、福岡が51-41と、さらにリードを広げたところで第3ピリオドを終えた。
  第4ピリオド、10点差で迎えた兵庫は思い切りの良いオフェンスを展開。#4山下、#6澤田のシュートが決まり、残り2分再び4点差まで追い上げた。福岡はここですかさず、タイムアウト。その後、4点差のまま残り44秒で兵庫がタイムアウト。この後#5山中が3Pシュートを決め、1点差とする。兵庫はファウルゲームで最後の望みをかける。福岡#6吉田のフリースローで2点差とされた後、兵庫#5山中のドライブインが決まり同点。延長に突入。
  延長戦、兵庫は#5山中のブロックショットをきっかけに#10荒木にボールが渡り、先制。ディフェンスも粘りを見せ、残り1分、72-67と5点のリードをつける。これに対し、福岡は#4森を軸にしたオフェンスを展開。再び72-72の同点とする。さらに福岡はオールコートマンツーマンプレスディフェンスで兵庫を苦しめ、兵庫のターンオーバーを誘い、75-72とリードする。残り12秒兵庫#10荒木がカットインシュートを決め、75-74と1点差に詰め寄る。タイムアップ寸前まで兵庫は懸命なディフェンスで頑張るが、惜しくも福岡に1点差で勝利を譲った。
竹林 宏倫 (兵庫県バスケットボール協会)



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