第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: 神戸市立中央体育館 Gコート
試合区分: No.434 少年女子 3回戦 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月03日(火) 主審: 谷地 温
開始時間: 10:00 副審: 中村 基生
終了時間: 11:27  


東京

( 関東 )

93

 
32 -1st- 17
25 -2nd- 15
20 -3rd- 15
16 -4th- 23
 

70


静岡

( 東海 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 有山 景子 6 1 1 1 2  
5 * 山田 茉美 5 0 1 3 0  
6   飯野 茉李 12 0 5 2 0  
7   鈴木 裕子 6 0 3 0 1  
8   川村 美穂 4 0 2 0 1  
9   中島 ひろみ 0 0 0 0 1  
10   大伴 茉奈 2 0 1 0 1  
11 * 本田 雅衣 11 0 3 5 0  
12 * 光山 慈能 15 0 5 5 0  
13 * 天野 佳代子 17 0 5 7 3  
14   清水 愛咲美 4 0 2 0 2  
15   間宮 佑圭 11 0 4 3 3  
コーチ 下坂 須美子            
    合  計 93 1 32 26 14  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 田中 真樹 14 0 5 4 4  
5 * 川崎 若奈 6 0 2 2 4  
6   菊地 有 - - - - -  
7   本間 香葉子 2 0 1 0 0  
8   栢沼 由佳 2 0 1 0 2  
9   楠 京子 13 0 5 3 5  
10 * 大内 知世 22 1 9 1 4  
11 * 徐 ウェイヤオ 3 1 0 0 4  
12   小池 ひかる 4 0 1 2 1  
13   佐藤 美鈴 - - - - -  
14 * 風間 緑 4 0 2 0 3  
15   西野 いずみ - - - - -  
コーチ 小前 宏史            
    合  計 70 2 26 12 27  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、静岡はオールコートマンツーマンで東京にプレッシャーをかけ、ゲームの主導権をつかみにかかるが、東京は落ち着いて対応し、#13天野のポストプレーなどをうまく利用して得点していく。静岡はディフェンス意識が強すぎてファウルがかさみ、残り5分にはチームファウルが5つとなってしまう。東京はファウルで得たフリースローを着実に沈めていき、このピリオドだけで13点をフリースローであげ、32-17の大差で第1ピリオドを終了した。
  第2ピリオド開始30秒で静岡の大黒柱#11徐が4回目のファウルを宣告され、ベンチに下がる。さらに、アグレッシブな1on1でチームを引っ張っていた#4田中も4ファウルとなり、静岡は攻め手を失ってしまう。東京は静岡#11徐のいないゴール下を完全に支配し、#6飯野、#15間宮がオフェンスリバウンドを制し、ゴール下で着実に得点していく。静岡は#10大内がなんとか個人技でくらいつこうとするも単発におわり、東京は57-32の大差で前半を終えた。
  第3ピリオド、東京は大量リードのためか集中力の欠いたプレーが目立つ。その隙に静岡は3ガードとして積極的にトラップをしかけ、東京から幾度もボールを奪う。しかしディフェンスでは成功するものの、オフェンスでは東京の高さの前にシュートをはね返され、思うように点差は縮まらない。東京は静岡のディフェンスに苦しみながらもゴール下を守り切り、徐々にリズムを取り戻していく。東京は、終盤に#13天野のポストプレーなどによって連続得点し、結局77-47としてこのピリオドを終えた。
  第4ピリオド、静岡は最後の猛攻をしかけ、#9楠が開始4分で9得点をあげる活躍を見せる。しかし、その#9楠もファールアウトし、静岡は#4田中が孤軍奮闘するも、ゲーム前半でのファウルトラブルが尾を引き、点差を詰めることができない。逆に東京は主力を温存しながら、途中出場の#7鈴木や、#14清水ら交代選手の活躍もあり、余裕を持って勝利をおさめた。
戸屋 龍介 (兵庫県バスケットボール協会)



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