第61回国民体育大会 バスケットボール競技
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開催場所: 神戸市立中央体育館 Gコート
試合区分: No.441 少年女子 準々決勝 コミッショナー:  
開催期日: 2006(H18)年10月03日(火) 主審: 山内 俊幸
開始時間: 13:30 副審: 永山 忠利
終了時間: 14:50  


東京

( 関東 )

97

 
18 -1st- 17
16 -2nd- 9
30 -3rd- 17
33 -4th- 10
 

53


沖縄

( 九州 )

No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4 * 有山 景子 10 1 3 1 2  
5 * 山田 茉美 6 0 2 2 2  
6 * 飯野 茉李 13 0 6 1 0  
7   鈴木 裕子 7 0 3 1 0  
8   川村 美穂 8 2 1 0 1  
9   中島 ひろみ 0 0 0 0 0  
10   大伴 茉奈 6 2 0 0 1  
11 * 本田 雅衣 9 1 3 0 3  
12   光山 慈能 4 0 2 0 0  
13 * 天野 佳代子 14 0 5 4 1  
14   清水 愛咲美 7 0 3 1 0  
15   間宮 佑圭 13 0 6 1 1  
コーチ 下坂 須美子            
    合  計 97 6 34 11 11  
No. S 選手名 PTS 3P 2P FT F
4   新垣 純 2 0 1 0 0  
5 * 奥里 綾子 6 0 3 0 1  
6   徳村 愛世 0 0 0 0 0  
7 * 松田 華子 2 0 1 0 1  
8 * 松井 裕架 8 0 1 6 3  
9   野原 三奈代 0 0 0 0 1  
10 * 照喜名 美幸 6 0 3 0 2  
11 * 兼田 麻衣子 6 0 3 0 5  
12   古堅 夏美 5 0 2 1 1  
13   仲嶺 絵里 10 0 5 0 1  
14   崎山 芙美乃 0 0 0 0 2  
15   金城 理奈 8 0 4 0 1  
コーチ 安里 辰雄            
    合  計 53 0 23 7 18  

S: スターター PTS: ポイント 3P: 3ポイントシュート 2P: 2ポイントシュート FT: フリースロー F: ファール

第1ピリオド、両チームオールコートのマンツーマンディフェンスでスタート。開始直後、沖縄は#10照喜名のカットインで得点。対する東京は#13天野のゴール下のシュートで応戦する。沖縄は#8松井からくり出す速く多彩なパスを中心にゲームをつくり、東京の高いディフェンスに対抗する。東京は#13天野にボールを集めポストからのプレーを展開するが、沖縄の集中力のある守りに苦戦し、なかなかゴールを決められない。このピリオド残り1秒、沖縄#12古竪がファウルからのフリースローを決め、18-17と東京リードで終了した。
  第2ピリオド、沖縄はディフェンスを3-2のゾーンに変え、パスカットをねらうが、東京の速く組織的な攻めに対し機能しない場面が増えてきた。沖縄は、#8松井を中心に、自分達のリズムを取り戻そうと積極的なプレイを重ねるが、東京#5山田、#13天野を中心とする高さをいかしたプレイに苦戦を強いられる。残り1分、東京#4有山の3Pシュートが決まり、徐々に東京ペースになりつつあったが、ファウルが重なり、最後まで互角の展開になる。結局34-26と東京のリードで前半を終了した。
  第3ピリオド、東京は#15間宮が出したバスを、#5山田がシュートにつなげて得点し、先手を取った。沖縄は持ち前の運動量で対抗し、#8松井と#13仲嶺がボールをゴール下までつなごうとするが、ことごとくスティールされ、逆に東京の得点につながった。開始3分、沖縄はタイムアウトを取り、流れを断ち切ろうとするが、東京が#12光山の正確なシュート、#15間宮のゴール下などで少しずつ点差を広げる。残り5分、東京が52-32と20点のリード。高さを生かしたプレイを続ける東京に対して、沖縄は厳しいディフェンスと速い攻撃で対抗するが、リバウンドとシュートに正確さが勝る東京にペースを握られたまま、第3ピリオドは終了した。
  第4ピリオド、東京はメンバー交代してからも攻撃の手を緩めなかった。東京は#6飯野を中心に、#14清水らの得点で、さらに点差を広げる。沖縄は、2-2-1のゾーンプレスで積極的にしかけていくが、逆に東京がブラインドサイドをしっかりと攻め、自分たちのペースを手放さない。東京は、#10大伴の遠い位置からの3Pシュートも決まり、97-53で勝利をおさめた。
小齊平 憲男 (兵庫県バスケットボール協会)



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